プレイ前のお風呂を楽しむブログ:2018年08月08日
わしは大学三年の冬妊娠し、結婚。
そして大学四年で元気な女の子を出産し、
大学も卒業させてもらった…
どう考えても自分勝手だとわかっているが、
そんなわしを家族は応援し、支えてくれた。
妊婦のころは毎日…
お腹の赤ちゃん早く出てこないかな。
早く会いたいなぁ。
名前は何にしようか?
…とワクワクして、
気が付くとなんだか顔がにやけていることが度々あった。
その反面
出産に対する少しの恐怖と不安もあった。
そんな時の良き相談者はお母さんだった。
弱気になっているといつも、
「みんな産んでるんだからどうにかなる!」
そう明るく言ってわしを励ましてくれた。
父親と妹は仕事から帰ると
ポコポコ動くお腹を触り、話しかけていた。
主人は出産にも立ち会いたいと言ってくれて
母親学級にも全て一緒に参加してくれた。
また、毎回妊婦検診から帰ると
家族みんなで検診のときに撮るエコーの
ビデオ鑑賞会が始まった。
何回も巻き戻しては
「これがあしだ!これがうでだ!」などと言いながら
お腹の中にいる赤ちゃんを見ていた。
このような光景を見る度、わしは
「みんなが心待ちにしているよ。たくさん愛されるよ。
かわいがってくれるよ。だから元気に出ておいでね。待ってるから…」
とお腹を優しく撫でながら話しかけていた。
父親やお母さんもわしがお腹にいるとき
こんな感じだったのだろうか?…
たまにそんなことを考えたりもした。
予定日から一週間が過ぎた日の深夜、
破水し、待ちに待った陣痛がきた。
「やっと会える!」
長い陣痛の間…
お母さんはこんなに苦しい陣痛を耐えてわしを産んだのか…
と何度も考えた。